オステオパシーとは、身体が本来持っている機能を整えることにより、自然治癒力を活性化させて健康に導くアメリカ発祥の医学です。
1874年にA.T.スティル医師により生まれ、今日ではアメリカなどでは医師、イギリスやフランスなどでは国家資格を持つ者が行う手技療法になっています。
オステオパシーの特長は、痛みや障害の起こっている部分だけをみるのではなく、全身を詳細にみることにより、問題の根本的原因を探り、解決をしていくところにあります。
その解決の糸口を掴むために解剖学、生理学、病理学の知識をオステオパシーの哲学に合わせ使います。
そのオステオパシーの哲学とは、
① 身体は一つのユニットである。
② 人間は自己調節能力を持つ。
③ 機能と構造は相互に関係する。
④ 合理的な治療はこの三つの原則に基づく。
というものです。
これらを踏まえ、あなたの頭から指の先までの骨や関節や筋肉、全身を包括する浅深の筋膜や血液やリンパの流れ、神経、身体の軸骨格である脊柱や骨盤、また内臓の動きなど広範囲を検査し、アプローチをしていきます。
アプローチ方法は症状に合わせ、オステオパシー独特のテクニックから一般的なものまで使っていきます。
直接法
間接法
誇張法
筋肉エネルギーテクニック
リンパテクニック
ストレイン&カウンターストレイン
トリガーポイントリリース
クラシカルオステオパシー
内臓マニュピレーション
靭帯性関節ストレイン
頭蓋仙骨療法
頭蓋領域のオステオパシー
アンワインディング
筋膜リリース
軟部組織テクニック
その他
American Academy of Osteopathyによる、オステオパシー紹介動画(日本語字幕付き)